タイムロードが扱う、英国KUDOSのスピーカーTITAN505,707と同国CHORDのプリメインアンプULTIMA INTEGRATEDの試聴会が大盛況のうちに終了しました!
金曜日午後からセッティングしまして、KUDOSの最大限を発揮すべく色々やりまして、505と707の位置をピッタリ合わせました!
その距離は505と707の奥行きの差とほぼ等しく、流石KUDOSの位相の正確さに驚きます!
今回はUltima Integratedで505と707を鳴らし、
アキュフェーズE-5000で707を鳴らしました!
スピーカーの位置出しはUltima Integratedで行いましたが、これもUltima Integatedの毎秒80000回という驚異的なほぼDCバッテリー駆動にも似た電源による低域の正確さでもあります!
土曜日の様子
タイムロードの奥村氏による分かりやすい解説
タイムロード社長平野氏のお話。
この日は、数名の方にご成約頂きました!
日曜日の様子
奥村氏も凄いサウンドに興奮して半袖です!笑
日曜日は2名のお客様に平野社長をYouTubeで見て知っているとの話を頂きました。
タイムロード社長兼ユーチューバー?平野氏の話も面白かった。
試聴会終了後も色んな質問や技術的な話で盛り上がっていました。
日曜日も複数の方にご成約いただきました!
お客様に重い箱を持たせて記念撮影!笑
ご成約どうもありがとうございました!!
今回、トータル3日間のTITANの試聴で改めて凄さを思い知らされまして、例えば広大なスケールのある空気感に漂う高域楽器の中に色っぽい女性ボーカル、と同時に地面をえぐるようなシンセサイザーの超低域、こんなに難しい音楽を同時にどの楽器も崩れず余裕で表現できるスピーカーは過去にYGアコースティックでしか聞いたことありません。
YGとKUDOSのスピーカー設計のアプローチは全く違い、むしろ逆ですが、出てくる音に共通点を多く感じました。
理詰めの徹底したYGアコーステックとは違い、いかに軽くシンプルにし超高精度な設計のKUDOSで、目指すところは両社同じで、「音の解像度」を極めていった先の「音楽の解像度」だと感じました。
それと、アイソバリック方式はスピーカー技術のいいとこ取りで、表に向いたユニットは密閉エンクロージャーに配置されますが、後ろに同じユニットが駆動を助け、エアープレッシャーの影響を全く受けないのは、ユニットの振幅を見て直ぐに分かります。エアーバネやダンパーバネの影響が全くなく音楽信号だけの振幅をしている動きは見たことないです!
要するに、2ウェイのウーハーユニットが受け持つ中音帯域の歪みが微塵も感じないのが凄いの一言!
それに相まって低域の振幅が正確なので低域の階調やスピードレンジの幅も見事に再現しています。
この音はYGアコースティックを徹底してきっちりセッティングして鳴らしていくと見えてくる凄さと同じなんです。
見た目は普通に見えがちの2ウェイ2スピーカーに見えますが、2ウェイ3スピーカーでもう1つのユニットは表に出さないので尚更一見頼りなく見えますが、出てくる音にはかなり違和感あるくらいの音域と音場の広さと階調の正確さには、見た目とは全く違う超ハイエンドサウンドで、自然に体が音楽に合わせてリズムを取ってしまっている自分がいました。
また、サイドのウッドは綺麗な木目が特徴ですが、これは単なる飾りではなく、エンクロージャーからフローティングされていて振動が全くしないので、音が波紋上にエンクロージャーにまとわりついた時に歪まないように工夫されていて、これもサウンドに大きく貢献していることを耳と肌で感じます。
505は180mmのユニット、707は220mmのユニット、ブックシェルフとトールボーイの違いもありますが、どちらもサイズを遥かに超えた低域の表現力と微信号での反応の良さからくるS/Nの非常に高いサウンドは505も707も共通しています。
しかし、私個人的には小口径の中音域の密度感が高いサウンドが好きで、それは505では非常に魅力を感じました。707の220mmと比べてしまうとどうしても180mmの方が中音域の密度感が高いのですが、逆に地面をえぐるような低域は707の方に圧倒的に軍配が上がります。
ということで、505の中音域の密度感+707のえぐるような低域の階調の両方のいいところを持ち合わせているであろうTITAN606を展示導入することにしました!!
価格はペア税込で3,410,000円
今や300万円台のスピーカーは中堅どころの時代ですが、YGアコースティックにも似たサウンドクォリティを感じたスピーカーは他に無く、むしろ安いくらいと感じています。
そしてこのTITAN606のポテンシャルを十分引き出す研究をしていきます!!
秋口には常時試聴できるようになりますので、ご興味ある方は是非当店のセッティングされたTITAN606を試聴してみてください!!
受注生産なので秋ごろに入荷予定です!