前回の記事で紹介した『となりの小さいおじさん』、人気があるのでしょうね、
発売日から数日経ってから届きました。
著者である瀬知洋司さんが、もう40年近く一緒にいるという「小さいおじさん」。
そんなものいる訳がないと思う人はまだまだ多いのでしょう。
それでも、実話だと言われても受け入れられる人が一定数に達した今だから出版された本なのでしょう。
瀬知さんは1965年、そして私は1963年生まれ。
元号はもちろん昭和、40年と38年です。
いつの時代も子供たちは魔法使いに夢中になりますし、私のように、妖精や座敷童等々に会いたいと思う子だって少なくないでしょう。
でも、出来ることなら、テレビや本で見たままの姿であらわれてほしいですよね。
二本足で立っているネズミか⁉︎ と、思っただけでも肝が冷えますが、その顔が人間だったら、そりゃあ、びっくりしますよね!
中学2年生の時、白雪姫の絵本に出てくる小人のような帽子も服も身につけていない「小さいおじさん」を初めて見てしまった著者の反応、知りたいと思いませんか?
また、次元をまたいだ存在である「小さいおじさん」は、いつでもどこにでも突然あらわれるとしたら、トイレに入っている時も⁉︎ って、疑問が湧きますよね?
著者の場合はどうだったのかも、この本にはちゃんと書かれています。
しゃべり方だけじゃなくて、「小さいおじさん」の行動も又、相手(著者)の性格と同調した結果なのでははないかと思いながら読むとおかしくて、結構、笑わせてもらいました。
著者にとっての「小さいおじさん」ほどは、まだ存在を確信しきれていません。
でも、肉体と層をなす目に見えない体を感じられるようになればなるほど、それが心身の健康にどう関わっているのか知りたくて仕方ない私。
この本を読みながらも、ついついその答えを探し求めていました。
ですから、正直、前半は、笑わせてもらえたのだから満足しようと思うことさえありました。
けれど、ページをめくるにつれて、目に見えないエネルギーについての内容が濃くなっていき、自分が欲しい答えにこだわっている場合ではないと、真剣に文字を追い始めていました。
「小さいおじさん」は、直接エネルギーを送ってヒーリングを行う訳でなければ、神のような言葉で一瞬にして悟りをもたらす訳でもありません。
でも、著者を長年悩ませてきた偏頭痛を結果的に消してしまった「小さいおじさん」の言動が、全てを見通した上でのものだったとしたら、スゴイ! としか言いようがありません。
ちなみに、この本には、
「おまえら人間の体の周囲には複数のエネルギー体がある。全員にある。自分の意識エネルギーは体内にあると思ってるだろう? 体の周囲にあるエネルギー体も自分なんだよ。そのエネルギー体に意識を移動できれば高い次元の世界に行ける」(P.205)
という彼(本当は性別は無いようです)の言葉も出てきます。
そして、もう1ヶ所だけ引用させて頂きますと、
「(前略)人間の世界では人間の本質をエネルギー体と認識することすらできていないからそう言うんだ。だからいつまで経っても憑依が理解できない。エネルギー体が認識できれば大勢が助かるぞ」
(P.212-213)
と、書かれています。
最後の方は内容が濃すぎて、まだまだ全てを理解しきれていません。
でも、エネルギーの世界では、私たちの想像をはるかに超えたことが起きているのかもしれませんね。
何はともあれ、自分の存在を受け入れられた人間の成長を根気強く見守り、偶然(?)出版の仕事に就くこととなったその一人が出版するこの本で、更に多くの人の成長を促そうとしている「小さいおじさん」。
そんな、私たちに好意的な次元をまたぐ存在がいてくれることは頼もしいばかりです。
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